長谷川瞳さんに乳房クリップ鞭落とし責め/龍縛監禁凌辱4

【作品名】龍縛監禁凌辱4 歌姫縄地獄
【出演女優】長谷川瞳
【監督】宇田川恭介
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】龍縛
【販売年月】2003年10月

この記事の内容

アタッカーズの龍縛レーベルについて

本サイトではこのところ、アタカーズの龍縛レーベルにラインナップされている「限界調教」「絶対調教」「服従調教LIVE」といったシリーズの作品を取り上げてきました。今回からは、これらのシリーズ以外で、乳房責めシーンがみられる龍縛レーベル作品を取り上げていきます。作品の紹介に入る前に、ここで龍縛について紹介しておきます。

「凌辱、背徳を軸にドラマチックな作品を創造し続ける業界屈指の硬派メーカー」を標榜するAVメーカー・アタッカーズが創業したのは1997年のことです。アタッカーズの作品はそれぞれいくつかのレーベルに区分されていますが、代表的なレーベルの1つが龍縛であり、同レーベルからは、これまでに1000本以上の作品がリリースされてきました。龍縛レーベルにおける人気作品シリーズとしては、「奴隷色のステージ」「奴隷ソープに墜ちた/堕とされた」「貞操帯の女」などがあります。

メーカー(アタッカーズ)では龍縛レーベルのことを「愛玩と哀願の両方を網羅し、SM、レイプ、監禁、羞恥ありという、総合的な作品を制作するレーベル」と自己紹介していますが、SM緊縛もの好みの管理人は、もっぱら作品中のSM緊縛プレイの内容に着目して、龍縛レーベルを4期に区分しています。

第1期龍縛レーベル(2000年代前半)

まず第1期は、2000年にレーベルが誕生した初期で、「龍縛愛玩調教」(全31作品)「龍縛監禁凌辱」(全10作品)がリリースされていた時期です。この時期の作品は、麻縄で女優を緊縛するシーンを前面に押し出し、比較的SM色が濃厚でした。ただし、同じくアタッカーズの蛇縛レーベルにおいては、痕形が残るぐらいガチで緊縛し、全力で鞭を打ち付けるなど、女優に苦痛を与えることが重視され絡みシーンが皆無の作品すらあありますが、龍縛では、むしろカラミに力点がおかれ、SMものといっても緩やかに縄を巻き付ける「なんちゃって」緊縛の作品もあり、鞭責めも全般的に手加減気味でした。このため、蛇縛はハードSM、龍縛はソフトSM、といった見方が、定着し両者の違いは明確でした。

ちなみに、管理人が第1期龍縛レーベルと呼ぶところの作品については、FANZAにおいて現在でも動画が販売継続されていますが、アタッカーズの公式ホームページには一切掲載されていません。このあたりの業界事情を管理人は全く詳しくないのですが、もしかすればこれら初期作品群は、別会社が制作した作品をアタッカーズが販売のみを請け負っており、著作権がアタッカーズには直接帰属していないのかも知れません。このあたりの事情に詳しい方は、ご教示いただければ幸いです。

第2期龍縛レーベル(2000年代後半)

そして、第2期は、2005年から2010年頃の時期が該当しますが、この時期の龍縛レーベルは軸足が定まらず、何でもありの混沌とした過渡期だったように思われます。2000年代後半の時期は、各AVメーカーとも、出演女優の精神的・肉体的な負担が極めて大きい、過酷で過激なハードコア作品を競うように制作していました。そして、視聴者の要求水準が益々高まり、メーカー間の競争も一層激化し、狂乱の具合がどんどんエスカレートしていった時期です。

アタッカーズの蛇縛レーベルにおいては、一本鞭を繰り返し全力で叩きつけて女優を気絶させたり、女優を力いっぱい殴りつけたりスパンキングしまくる、針を刺して出血させるなど、猟奇的なバイオレンス作品が目立っていました。この時期は龍縛レーベルにおいても、蛇縛ほどの猟奇性は追求しないものの、苦痛を伴うハードな緊縛SM作品のリリースが相次ぎました。その具体例が、前回までに紹介してきた「限界調教」「絶対調教」「服従調教LIVE」といったシリーズです。アナルプレイやフィストファックをタイトルに掲げた作品も、この時期の龍縛作品に見られます。

他方で、2000年代後半の時期の龍縛作品では、2000年代前半の時期とは異なり、麻縄を全く用いないか、あるいは一部のシーンのみで女優を緊縛する作品も登場しました。麻縄は使用しないものの、皮革の拘束具やボンデージ・ベルト、首輪などのSMグッズを用いつつ、女優を監禁・拘束し、身体的苦痛は加えず屈辱感を味わわせ精神的に追い詰めながら凌辱するという基軸で、「貞操帯の女」や「奴隷島」などのシリーズが当時、龍縛作品として人気を呈しました。

第3期龍縛レーベル(2010年代)

そして、2010年代の10年間は、第3期と区分しています。上述のとおり、2000年代後半の龍縛においては、麻縄で女優を緊縛し女優に苦痛を加える伝統的SM路線の作品と、レザー・スストラップなどSM小道具はアイテムとして用いるものの麻縄は使用せず、精神的屈辱・背徳性を追求する作品の2本立てで運用されていましたが、第3期の龍縛作品では「花電車の女」シリーズなどごく一部の作品を除き麻縄が全く用いられなくなり、基本的に女優を身体的に痛み付けることない精神的屈辱・背徳路線に純化しました。

「奴隷色のステージ」「奴隷色の女教師」「奴隷ソープに堕ちた/堕とされた」「あなた、許して」「未亡人の柔肌」などが第3期龍縛レーベルの代表的なシリーズです。「奴隷」や「寝取られ」といったキーワードを好む人たちをコアなターゲットとしていることが、シリーズ名や作品のタイトルからも判ります。なぎら建造監督のグループや「後手縛り」氏の最盛期で、監禁・拘束を伴い背徳的で恥辱的なストーリーに惹かれるものの、麻縄を用いる緊縛や苦痛を伴うプレイを忌避するAVファンの間で絶大な人気を集め、毎月、数本もの作品がリリースされていました。

ただし、プレイ内容に着目すると、フェラ・イラマチオやカラミが中心で単調である印象は否めず、この時期の龍縛作品は「大人のドラマ」や「淫魔」、「死夜悪」といったアタッカーズの他のレーベルとの違いが不明確で、次第に龍縛の個性・アイデンティティが薄らでいきました。

第4期龍縛レーベル(2020年代)

ところが2020年代に入って龍縛に路線変更が生じました。2020年末以降の龍縛を管理人は第4期と区分しています。第3期、すなわち2010年代の10年間の龍縛では、監禁や調教といったタイトルの作品が少なからず存在するものの、麻縄は一切用いられず、バラ鞭が使用されることはあっても軽く女性の体に当てるだけで、苦痛系SMファンの期待をことごとく裏切ってきました。

そんな龍縛に変化が生じたことを感じさせたのが、新村あかり嬢主演の「奴隷色のステージ 調教の日々」です。この作品を嚆矢として、薄刃紫翠監督と、緊縛調教師・堂山鉄心氏のコンビによる麻縄で女優を全身緊縛する伝統的SM調教もののリリースが龍縛から相次ぐようになりました

第4期龍縛レーベルは、初期(第1期)の龍縛に原点回帰したような印象を受けますが、かなり強くガチで鞭を振るうなど、身体的苦痛を重視したハードコアな作品もみられ、そうなると蛇縛レーベルとの違いがよくわからなくなってきました。

以上、ざっと龍縛レーベルの歴史を概観しましたが、本サイトの主要テーマである乳房責めの観点からは、第1期や第2期には、乳房を痛めつける作品が若干存在しましたが、第3期は不作の時期でした。そして、最近になって第4期に突入してからは、再び乳房責めシーンのある作品が見られるようになってきました。今回から十数回にわたって、乳房責めシーンがみられる龍縛レーベル作品を、ほぼ時系列に紹介します。

長谷川瞳さんへの乳房責めが見られる第1期龍縛レーベルの作品

今回紹介するのは、長谷川瞳さん主演の作品です。瞳さんは1981年生まれで、2001年にh.m.p.から「処女宮 メモリアル」でAVデビューしました。デビュー作から6作続けてレンタルランキングで1位を獲得していた当時の人気女優で、h.m.pから計20本ほどの作品をリリースした後、他のメーカーからも出演を重ね2004年に引退しました。

引退間際には、監禁・凌辱・輪姦ものの作品にも出演していましたが、緊縛SMものの作品にはほとんど出演しておらず、今回紹介する龍縛作品は、瞳さんの緊縛調教プレイを観賞できる貴重な1本です。

本作品「龍縛監禁凌辱4 歌姫縄地獄」は2003年販売で、管理人が第1期龍縛レーベルと呼んでいる時期の作品の一つですが、場末のスナックで瞳さんが歌姫として歌っているシーンで始まります。音楽プロデューサーから、CDデビューの話を持ちかけられます。ただし、条件が1つ示されます。条件とは、その男の性奴隷になるというものです。作品の前半では、AV男優の栗原良による四つん這い羞恥プレイとカラミのシーンがあり、後半は緊縛調教師・奈加あきらによる緊縛調教が続きます。

乳房責めとしては、乳房クリップ鞭落とし責めが行われます。奈加あきら氏が、瞳さんの乳房に8個の木製洗濯バサミを挟み付け、バラ鞭で乳房を叩きつけるというプレイが行われました。乳房には計7発の鞭が浴びせられ、全ての洗濯バサミが払い落とされました。

また、オレンジ色のロウソクをもちいた蝋燭プレイでは、乳房にロウが垂らされ、オレンジ色のロウで染まった乳房に数発の鞭が打ち付けられました。ただし、こちらの責めは中途半端だった印象が否めません。

木製洗濯バサミが長谷川瞳さんの乳房に取り付けられています
洗濯バサミでクリップされた乳房への鞭打ちが開始されました
乳房めがけてバラ鞭が叩き付けられています
鞭が叩き付けられ、洗濯バサミが剥がされています
乳房への鞭打ちは更に続きます
鞭打ちの後は、ロウソク責めです
ロウソクで染まった乳房に、再び鞭が浴びせられます

龍縛レーベル「服従調教LIVE!」シリーズの解説はこちら

龍縛レーベル「絶対調教」シリーズの解説はこちら

アタッカーズ・第1期蛇縛レーベルの解説はこちら

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