【作品名】爆乳女教師ペット・鮎川るい
【主演女優】鮎川るい
【監督】溜池ゴロー
【企画・構成】有頂天
【メーカー】ムーディーズ
【レーベル】MOODYZ 溜池ゴロー
【販売年月】2005年10月
ムーディーズにおける溜池ゴロー&有頂天のペット・シリーズ
今回取り上げる作品について、まずは公式作品紹介を引用しましょう。
本家本元・溜池ゴロー&有頂天による【僕だけのペット】シリーズが完全復活!第1弾は103cm・Hカップ『爆乳女教師ペット・鮎川るい』。女教師るいの爆乳が、一人の生徒に嬲られまくる!羞恥衣装着用でのセクハラ授業・爆乳緊縛・強●パイズリ・強●フェラ・凌●SEX。伝説的全編主観作品の原点がついに再始動!!
本サイトの常連読者の方であれば、作品紹介冒頭の「本家本元・溜池ゴロー&有頂天による【僕だけのペット】シリーズが完全復活!」との記載の意味はご存じのことと思いますが、改めて紹介します。
アダルトビデオでは、古くからタイトルの中に「ペット」の文字が入ったシリーズや作品が少なからず存在しますが、現在に至るまで拘束・凌辱ものAVシーンに大きなインパクトを与えてきたエポックメイキングなシリーズに、2001年から2003年頃にソフトオンデマンド(SOD)からリリースされた「僕たちの女教師ペット」やドグマから販売された「麗しのペット」シリーズがあります。同じ時期に、KMPからは「僕のペット」もシリーズ化されていました。
これらの作品は基本的には、溜池ゴロー氏が監督を務め、脚本(あるいは企画・構成)は「有頂天」氏が担っており、女教師ものでは、学校内(教室、職員室、更衣室、倉庫など)で、女教師が同僚男性教師や男子学生である「僕」にペットのごとく扱われファックされるぶざまを、主観作品として「僕」の視点で描写します。
ペット女教師の飼い主である主人公の「僕」が、授業中、他の生徒たちが問題を解いている最中に、女教師にフェラを強要したり、乳揉みなどハレンチ行為に及びます。また、ワイヤレス・リモコン・ローターを女教師の股間に差し込んだ状態で教壇に立たせ、授業の最中に、リモコンのスイッチを入れ、快楽刺激に耐えながら授業を継続させるシーンもペットシリーズの定番です。
さらに、溜池ゴロー&有頂天コンビのペット作品の特徴としては、なんといっても、執拗な乳房責めをあげることができます。パイモミ、パイズリなどスタンダードなプレイに加え、乳房への平手打ちや、洗濯バサミ責め、金属棒を用いた乳房圧迫など、苦痛を伴う乳房責めが炸裂します。
以上のような特徴を有するペット作品シリーズが、2005年からムーディーズから再スタートし、そのトップバッターが今回取り上げる鮎川るい嬢の作品ということです。
溜池ゴロー&有頂天コンビは熟女路線を邁進し、乳房責めは劣化
鮎川るい嬢は1968年生まれで、2005年に36歳でAVデビューしました。公称サイズは身長158㎝、スリーサイズは103-63-88、Hカップです。顔つきは決して美形ではなく、「ご近所のおばちゃん」ルックスですが、人柄は良さげで、おばさん系巨乳熟女として人気を呈し、多数の作品に出演しました。
ムーディーズの「爆乳女教師ペット」シリーズにおいても、過去の、溜池ゴロー&有頂天コンビのペット作品と同様のテイストで、授業中のワイヤレス・リモコン・ローター刺激、パイモミ、洗濯バサミによる乳首責めなど定番プレイが展開していきます。
乳房への苦痛責めとしては、23発の平手打ちが行われます。本作品以前の他メーカーの溜池ゴロー&有頂天コンビのペット作品では、女優の乳房めがけてガチの平手打ちを喰らわせていましたが、鮎川さんの本作品では手抜きというか、手加減されていました。
記事冒頭で取り上げた、公式作品紹介の中では、「伝説的全編主観作品の原点がついに再始動!!」と記されているとおり、ムーディーズの「爆乳女教師ペット」シリーズは、SODやドグマにおけるペットシリーズと作風の共通性が高く、プレイ内容も似通っています。ただし、SODやドグマの作品では、20代の比較的美形の女優が登用されてきたのに対し、ムーディーズのペット作品では熟女路線に転じ出演者は30代のおばちゃんです。また、乳房責めも劣化しているというかパンチが弱くなり、SODやドグマからリリースされた過去のペットシリーズによりもアグレッシブさが減弱してしまったように感じます。
熟女路線で乳房責めが冴えないという傾向は、溜池ゴロー氏が2006年に独立し、溜池オフィスを立ち上げた後、同社からリリースされたペットシリーズでも同様です。ムーディーズや溜池オフィスのペットシリーズは、熟女好みで苦痛を伴う乳房責めにはさほど関心のない視聴者をターゲットに制作されているようで、SODやドグマのペットシリーズのコアなファンには不向きです。
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