
【作品名】Mトランス 桜井風花
【主演女優】桜井風花
【監督】TOHJIRO
【メーカー】ドグマ
【販売年月】2003年8月
【品番】DDT-069
本ブログでは、乳房への苦痛責めシーンのあるAVメーカー「ドグマ」作品を計70本ほど、同社創業以来こんにちまで時系列に沿って一気に紹介する連載企画を進めています。今回は6本目で、2003年にリリースされた桜井風花さん主演の「M トランス」を取り上げます。
TOHJIRO監督の常用語である「トランス」とは?
今回の作品名には、「トランス」という語が用いられています。「トランス」の語は、TOHJIRO監督が一時期好んで用いていた常用語で、過去には「拘束椅子トランス」はじめ「巨乳拘束トランス」「アナルトランス」などのタイトルのシリーズがリリースされていました。
しかるに、トランスとはどのような意味なのでしょうか。女性がオルガズムに達して恍惚状態に陥り昇天すること、といったニュアンスの表現ではありまするが、AVの世界では同じようなカタカナ用語がいくつか存在しますよね。アクメとか、エクスタシーとか、です。
ではそもそも、トランスとアクメとエクスタシーは、どのような違いがあるのでしょうか。
参考までに、googleで「アクメ トランス 違い」の3文字で検索したところ、AIによる概要として以下の回答が出てきました。
「アクメ(acme)」と「トランス(trans)」は、文脈によって意味が全く異なるため、単純な比較はできません。それぞれの一般的な意味は以下の通りです。
アクメ (Acme)
一般的な意味: 英語の “acme” は「頂点」「絶頂」「最高点」を意味する言葉です。
日本での特別な意味: 日本国内では、この言葉が特に性的文脈で使われ、「(性的)絶頂」や「オーガズム」を指す隠語として広く認識されています。この意味合いが非常に強いため、日本のインターネット検索では成人向けコンテンツに関連する結果が多く表示される傾向にあります。
その他の意味: 企業の名前(例:ACME Furniture)や、自動証明書管理環境(Automatic Certificate Management Environment)プロトコルの名称 としても使われます。トランス (Trans)
「トランス」は非常に多くの意味を持つ言葉です。
電気・工学関連: 「変圧器 (Transformer)」の略称です。電圧を変えるための機器(例:医療用トランス、絶縁トランス)を指します。
音楽ジャンル: 「トランス (Trance)」ミュージックという、テクノやハウスから派生した電子音楽のジャンルがあります。
心理・精神状態: 「トランス状態」という言葉で使われ、意識が変性した状態、催眠状態、我を忘れた状態などを指します。
接頭辞: 英語の接頭辞 “trans-“(例:トランスジェンダー、トランスフォーマー、トランスポート)に由来する言葉もあります。結論
「アクメ」が主に「頂点」や「性的絶頂」といった特定の状態を指すのに対し、「トランス」は「変圧器」や「音楽ジャンル」「意識状態」など、多岐にわたる全く異なる概念を指します。
どのような文脈でこの2つの言葉に遭遇したかによって、意味の解釈が変わります。
トランスは確かに多義的用語ですね。トランスジェンダーがトランスポートでトランス・セックスとかのスチュエーション・マニアとか、いるかもですね。次いで、「トランス エクスタシー 違い」の3文字でのgoogle検索では、AIによる概要として以下の回答が出てきました。
「トランス」と「エクスタシー」は、どちらも通常の意識とは異なる「変性意識状態」を指す言葉ですが、ニュアンスや焦点が異なります。
トランス (Trance)
意味: 通常の日常的な意識・精神状態から変容した状態全般を指す、より広い概念です。
特徴: 受動性・被暗示性が高まり、自発的な行動が減少することが多いです。深い瞑想、催眠、儀式的な行為(シャーマンやイタコなど)を通じて引き起こされる意識状態などが含まれます。
感情の幅: 恍惚感だけでなく、魂が抜けたような状態(脱魂)や、神がかり的な状態、あるいは単に極度の集中状態など、幅広い精神状態を含みます。エクスタシー (Ecstasy)
意味: 古代ギリシャ語で「魂が肉体を離れて宙を漂う状態」が語源とされており、特に「恍惚」「忘我」「法悦」といった、強烈な快感や多幸感を伴う精神状態に焦点を当てた言葉です。
特徴: 自己という枠組みから離れて、至高の喜びや全能感を感じる状態です。宗教的な体験や神秘主義的な文脈でよく使われます。
トランスとの関係: エクスタシーは、トランス状態の一種であり、その中でも特にポジティブで強烈な感情を伴う特定の状態を指します。
もやもや感の残るAI回答ですが、言語学的に突き詰めて考えなくでも、AVの世界では、トランス、エクスタシー、アクメは同じような意味合いで用いられていると考えて問題なさそうです。ただ、時代によって言葉の流行り廃れ、メーカーや監督によって用語の好みがあるようで、エクスタシーはちょっと古風で、現在はアクメが全盛のような印象を受けます。
ちなみに、TOHJIRO監督は、2002年から2014年にかけて、数々の作品のタイトルに「トランス」の語を用いてきましたが、「アクメ」と「エクスタシー」の用例はごく少数で、「女体マグニチュード」というシリーズの副題で「ボッキ・クリトリス直下型アクメ」とう表現を用いているのと、「ゲロ浣腸エクスタシー」「浣腸ぶっこみウン汁大大大噴射エクスタシー」といったタイトルを見かけるぐらいです。
「M トランス」シリーズについて
他方で、「M トランス」のタイトル中の「M」の語も、TOHJIRO監督が好んでタイトルに用いてきました。看板シリーズの「M ドラッグ」をはじめ、「完全ボディM」や「M・ネクストジェン」などの例があります。これらタイトル中の「M」は、プリンセス・プリンセスの「M」でなければ、浜崎あゆみの「M」でもないのは自明のことですよね。言わずもがなですが、マゾの意味でMが用いており、マゾ気質のAV女優を苦痛責めする作品をであることの標識として、Mを掲げているようです。もしかすれば、M字開脚の「M」も奥深い掛詞として含意しているかもです。
そんなこんなで、「M トランス」は、ドグマ設立初期の2003年から2006年にかけて、桜井風花、宮地奈々、高瀬りな、友田真希、夢咲こよい、の各女優主演で5作品が制作されました。このシリーズは、男優が加藤鷹氏で、女優を鼻フックによる羞恥責めや、スパンキング(尻への激しい平手打ち)などの苦痛責めするとともに、緊縛M字開脚椅子拘束による電マ快楽地獄責めによりトランス状態に至らしめるなどの展開は共通しますが、プレイの細部は、作品によって異なります。例えば、最初の4作品ではメッシーのシーンに重きがおかれていたに対して、最終作の夢咲さんの作品ではメッシーが皆無でした。また、最初の頃の作品では、顔面舐め、脇舐め、さらには眼球舐めといったプレイが目立ちましたが、後半の作品ではオミットされていました。
「M トランス」が制作されていた時期は、どのようなプレイが視聴者ウケするのかの模索していた試行錯誤期だったと思いますが、次第にドグマの固定ファンが確保されてくる中で、メッシーや女優をペロペロ舐めるプレイは、自社のコア・ユーザーが好むシーンではないとTOHJIRO監督が認識していったのかも知れません。
ドグマ専属として活躍した桜井風花さん
桜井風花さんは公称では1979年生まれで、身長161cm、スリーサイズは88(E)/60/90cmとの情報がありますが、1999年から2004年まで女優として活躍しました。デビュー直後には、アダルト専門チャンネル「チェリーボム」の開設一周年記念企画で、若菜瀬奈、本城小百合、桜真琴とユニット「チェリーボンバーズ」を結成し、4人の写真集を発行したり、「黄色いサクランボ」をカバーしたCDまで販売されていました。
美少女アイドル路線で売り出された風花さんは、小悪魔的な痴女、ロリ妹、メイドから、お姉さん凌辱、SM緊縛まで幅広い作品にをこなしてきましたが、「TOHJIROの女優再生工場」への出演を機にドグマの専属女優となり、一層過激な作品を重ねていきました。
ドグマから計10作リリースされた風花さんの作品の中で、タイトルも含め最も衝撃的なのは、「アンモニアトランス 黄色い性欲」です。TOHJIRO監督のドグマ作品において、初めてタイトルに「トランス」の語が用いられた作品であり、唯一、「黄色い性欲」というタイトルが掲げられたAVです。先日の故・桃井望さんの記事で紹介しましたが、TOHJIRO監督はドグマ創設直後の時期に、「青い性欲」「白い性欲」「赤い性欲」という3つのシリーズで矢継ぎ早に作品をリリースしていました。この青、白、赤のTOHJIROトリコロールをご存じでなければ、風花さん作品の副題「黄色い性欲」が、このトリコロールと関連づくものだということは判りづらいかも知れません。

ところで、「アンモニアトランス」の「アンモニア」とは何を意味するのでしょうか。副題の「黄色」をヒントとして、勘のいい人はピンとくるかもしれませんが、おっしこ「尿」のことです。TOHJIRO監督用語で、「男の臭いションベン」を大量に浴びせられる中で、ファックが続き、最後には風花さんは過呼吸を起こしてしまいます。ともあれ、この手の放尿作品は、ごく少数のマニアにしか響かず市場性が低かったのか、それとも、女優さんたちがすべからく出演を断ったからなのか判りませんが、「黄色い性欲」は後続作品がなく、風花さんの作品1本だけで終わってしまいます。
加藤鷹氏が桜井風花さんに乳房平手打ち
そして今回取り上げる風花さんの「M トランス」も特殊フェチ・特殊マニアを意識して考案された作品のようで、麻縄ではなくゴムチューブによる緊縛、黒ラバー手袋&ブーツ姿での各種責め、眼球舐め舐め、自然色のゴム製レオタード姿でのM字開脚拘束、トマトまみれのメッシー・ファックなどユニークなプレイが次々と流れていきます。
乳房責めについては、作品前半7分頃からのシーンにおいて、ゴムチューブで乳房を緊縛され、黒色の長いラバー手袋をはめ両手もゴム縄で拘束された状態で、加藤鷹氏に背後からネチっく乳房を揉まれた後、数十発の平手打ちを喰らいます。
加藤鷹氏は、女優の乳房を揉んだり、乳首をつねるのがお好きで、また、お尻への激しい平手打ち(スパンキング)も得意プレイでしたが、数ある加藤鷹氏が責めを担うAVの中で、女優の乳房にまともに平手打ちを行った作品はほとんどありません。加藤鷹氏自身に、乳房平手打ちに対する忌避意識があったのかも知れませんが、本作品は、加藤鷹氏による乳房平手打ちを見ることができるという点でレアな一作です。
もっとも、乳房への平手打ちの強度は強くなく、その後の尻への激烈な平手打ちと比較すると強度が甘いことは否めません。加えて、鼻フック羞恥プレイには全く興味無く、豚鼻醜顔嫌いの管理人にとっては、鼻フック状態で乳房平手打ちが行われたこともマイナスポイントです。鼻フック・マニアの方には、プラスポイントかと思いますが。
もう一点、本作品の特記事項として、風花さんの乳首から母乳が分泌されるシーンがあります。49分頃から55分頃までのシーンで、ゴム製レオタード姿でのM字開脚拘束さえた状態で、乳房を揉んだり、レオタードのゴムやピンセットで乳首を強く刺激されると、乳首から粘性の乳液(母乳)が微量ながら染み出てきます。
母乳マニア好みの、非妊婦で母乳が大量にほとばしる母乳女優は少なからず存在しますが、桜井風花さんは母乳女優とは位置づけられておらず、彼女の乳首から母乳が分泌されたのは、この作品唯一ではないでしょうか。医学的に、妊娠とは無関係に母乳が分泌されるメカニズムを考察すると、何らかの理由でプロラクチンというホルモンの血中濃度が高値になっていることが推察されます。一般に、プロラクチンの値が高くなる原因としては、ストレス、脳下垂体腫瘍、ある種の向精神薬(抗精神病薬、抗うつ薬)やピルなどの薬剤の副作用などが考えられます。
しかるに、風花さんについては、抗うつ薬とかピルのような薬剤を服用しており、その副作用によって高プロラクチン血症となったことで、加藤鷹氏による乳首責めで乳腺が刺激されて母乳分泌が誘発された可能性が高いでしょう。
最後に親父ギャグ的医学ネタですが、もしかしたら風花さん、ドグマチール飲んでドグマの撮影に臨んでいた可能性があります。「ドグマチール」とはアステラス(現在は日医工)が製造販売している向精神薬で、一般名は「スルピリド」という名称ですが、ドーパミンを抑制することでプロラクチンの分泌を促進することが知られています。











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