宮崎あい嬢に乳首クリップ引っ張り外し責め/限界調教2

【作品名】限界調教2 全てを受け入れた10人の女達
【出演女優】宮崎あい 山崎かなえ ほか
【監督】海山公秀
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】スーパースペシャル
【販売年月】2009年1月

前回は、「限界調教 ~10人の未開発天使たち~」を取り上げましたが、今回紹介する作品も、前回の作品と全く同じコンセプトの続編で、10人の比較的マイナーな企画女優に、一人あたり40分程度各種緊縛調教を行った撮り下ろしのオムニバス作品集です。

この時期のAVは収録時間が120分程度と長時間化する中で、各女優の収録時間は平均40分程度と短めですがですが、全体の収録時間は431分と相当長編の作品です。欲張ってここまで長編にしなくても、2本か3本に分割した作品にしてもいいのではないかとも思いましたが、この程度の長編にしないと商品として成立しないという判断だったのでしょうか。

各女優に対する調教プレイの内容はそれぞれ異なりますが、緊縛されてのイラマチオ、鼻フック責め、石抱き拷問、三脚木馬に窒息プレイ、浣腸噴射、排尿など、マニアックでハードな責めが続きます。出演女優の身体的・精神的な負担が大きかった割に、利益を10人に分割しないとイケないので、各女優のギャラは低額だったのではないでしょうか。一視聴者が、そんな心配をしたところで、全く無意味なことではありますが。

さて、本作品で乳房責めシーンがあるのは、宮崎あい嬢の出演部分です。宮崎あい嬢は1987年生まれで、100㎝、Hカップ(Iカップとの表記もあり)の爆乳と巨乳輪を売りにして、2006年から2009年にかけて活躍したAV女優です。単体での緊縛SM作品として、中嶋興業の「巨乳どれい」やアートビデオの「乳肉のイキ連発」があり、前者については、後日取り上げたいと思います。

つまり、宮崎あい嬢はすでに本格的な緊縛SM作品の経験があるので、どうして調教プレイ初心者を装って、「限界調教」という中途半端な寄せ集め作品集に出演したのかが理解できません。ともあれ、本作品では、宮崎あい嬢に対し、乳首クリップ引っ張り外し責めが行われます。ただ、カメラ目線でニヤけた表情のように感じられ、限界まで調教するという作品の趣旨には似つかわしくない印象を受けました。過度に緊張したときには、一見、ニヤけた表情のように見えることがありますが、プレイ中のあい嬢の表情は緊張によるものではなく、明らかに、余裕を示した表情でした。

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