【作品名】蛇縛の拷問折檻
【出演女優】貴水らん 山本さき 堀内まい
【監督】乱田舞
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】蛇縛
【販売年月】2003年12月
「蛇縛の拷問折檻」シリーズについて
本作品は、前回同様管理人が第2期蛇縛レーベルと呼んでいる作品群の1つで、緊縛師の乱田舞氏が、監督と女優への緊縛調教を兼務し、3人の出演女優にあの手この手の鬼畜拷問を繰り広げる「蛇縛の拷問折檻」シリーズの第1作目です。
「蛇縛の拷問折檻」シリーズは、計8作がリリースされましたが、出演女優のランクというかクオリティは作品ごとに異なり、シリーズの中には、笠木忍さんや日高ゆりあ嬢のようにSM業界における比較的メジャーな女優を起用している作品もあれば、マイナーな女優ばかり3人起用している作品もありました。
また、20代前半ぐらいの若い手女優ばかり3人が出演する作品もあれば、3人のうち2人は若手で1人はおばさんが混じるという出演者構成の作品もありました。
以前の記事でも言及しましたが、アタッカーズでは、一作品に女優が3人登場する作品が少なからず存在します。そして、これらには大きく3つのパターンがあります。
1つ目は、女優3人に対し、男優も3人(以上)出演し、1つのシーンの中で、女優3人に同時にプレイや責めが行われる作品です。
2つ目は、1つのシーンの中で、女優が3人映ることがあるものの、基本的に1シーンでは1人の女優のみにプレイや責めが行われ、残りの2人は背景画像として映り込んでいるものの特段のプレイは行われていない作品です。
3つ目は、3人が共演するシーンは全くなく(あるいはごく一部のシーンのみ)、共演作いうよりも、3人の個別作品の総集編のような作品です。
今回紹介する第1作目を含め「蛇縛の拷問折檻」シリーズの作品はいずれも、2つ目のパターンに該当し、基本的に1シーンでは1人の女優のみにプレイや責めが行われます。
ところで、1つの作品の中で、女優によって仕向けられるプレイ・責めの内容が異なり、視聴者からはある出演女優に行われた責めを別の出演女優でも見たかったという欲求不満の意見がこのシリーズには相次ぎました。例えば、1人の女優には一本鞭責めを行うが、残り2人には行わない。ある女優には乳房クリップ鞭落とし責めを行うが、他の女優には行わない。1人は浣腸を行うが、他の2人には行わない、といった感じです。
メーカーの企画担当者や監督が、出演女優と可能なプレイ内容とNGを個別に交渉・調整して、作品のシナリオを設定したものと思われますが、一般的傾向として、出演者におばさんが混じっている場合には、当該おばさんがハードな責めを引き受ける傾向がありました。
乱田舞氏の鞭責めに対する管理人の評価
この時期のアタッカーズの蛇縛レーベルの作品では、乱田舞氏による一本鞭をはじめ各種鞭を使用した乱打責めが炸裂します。バラ鞭による鞭打ちは、音の鋭さの割に皮膚が受ける痛みの程度はそんなに強くありません。他方で、一本鞭が打ち付けられた時には、皮膚が切り裂けるがごとく地獄の激痛を味わうことになります。
鞭責めが好きなマニアにとって、この時期の乱田氏の鞭責め(アタッカーズのみならず、アートビデオ「奴隷通信」シリーズなど他社の作品でも同様です)は垂涎ものだったように思われます。が、しかしながら、乳房責めを好む管理人としては、乱田氏の鞭責めは必ずしも満足がいくものではありませんでした。
というのも、乱田舞氏の鞭打ちは、背中や尻、腹部や足をめがけて激しく打ち付けられるものの、乳房への鞭打ちが極めて少なかったからです。特に、一本鞭を乳房に打ち付ける作品は、ほとんど存在しません。もしかすれば、乱田氏には乳房に対する特別な思い入れや感情があり、乳房には極力鞭を打ち付けない、という彼なりの美学があったのかも知れません。
管理人は、背中や尻、腹部や足に鞭を100発、あるいは1000発打ち付けるものの乳房には全く鞭打たない作品と比較して、乳房に10発の鞭を浴びせる作品のほうを高く評価します。管理人同様に、乳房への鞭責めを好む方々は、乱田氏の鞭打ちを見ると欲求不満が溜まることが多かったのではないかと思います。
山本さきさんへの乳房責め
さて、「蛇縛の拷問折檻」シリーズ第1作目は、貴水らん、山本さき、堀内まい嬢の3名が出演します。3人ともマイナーなAV女優で出生年などのプロフィールは不明ですが、貴水さんと堀内さんは20代前半ぐらい、山本さんは40代と推定されます。
本作品のストーリーと主要な責めの内容は、メーカーによる以下の作品紹介からうかがうことができます。
自由を奪われ売春を強要させられている女3人…組織から逃げようとするも次々と捕獲されてしまう。『足抜け娼婦』には極限の拷問を!一本鞭・バラ鞭・竹鞭・ダブル鞭の嵐!大量浣腸責め!熱ロウ陰部垂らし!そして、禁断の『駿河問い責め』に驚愕!
実際、本作品では様々な種類の鞭を駆使した鞭責めが炸裂しますが、乱田氏にあっては珍しく、本作品では、山本さきさんへの一本鞭責めに際し、数発程度、乳房にも一本鞭が直撃します。腹部を狙っていてアクシデントとして乳房に当たったのではなく、明らかに乳房に照準を定めて打ち付けていました。
また、その後のシーンでは、やはり山本さんの乳房や腹部に数十個の洗濯バサミを取り付け、バラ鞭で叩き落す「乳房クリップ鞭落とし」責めが行われます。
本作品での特記すべき乳房責めシーンはこの2箇所ぐらいで、残念ながら共演の貴水らん嬢と堀内まい嬢には乳房責めはありませんでした。
上述のとおり、山本さきさんは四十路のおばちゃんです。どちらかというとロリ好みの管理人は、熟女・おばさま系には全く興味なく、山本さきさんは、本サイトにおける作品紹介選定基準からは外れています。しかも、責め師の上半身裸の白い腹巻きのおっさんが常に映り込んでいて、めちゃくちゃキモいです。
ただ、本作品は非常に珍しく乳房への一本鞭責めがあったことと、本サイトの読者の中には熟女好みの方もおられることから、今回敢えて本作品を紹介しました。
第2期蛇縛レーベルの解説はこちら
第1期蛇縛レーベルの解説はこちら
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