【作品名】紅い花 龍縛愛玩調教31
【出演女優】青木玲
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】龍縛
【販売年月】2005年6月
今回紹介するのは、青木玲さん出演の初期龍縛作品で、管理人が第1期龍縛レーベルと呼ぶところの最終ラスト作品です。
青木玲さんは1984年生まれで、2003年にAVデビューしてから2020年に至るまで15年間以上AV業界で活躍してきたベテランAV女優です。厳密に言えば、2005年に一旦引退し、2年後の2007年9月に復活し約半年間活躍した後、2008年4月には完全引退を表明しましたが、同年冬に活動を再開し、その後、10年間以上の期間にわたってAV女優として活動してきました。
キレイ系お姉さんとしての雰囲気を醸し出す容姿端麗な美少女アイドル路線で玲さんがデビューしたのは19歳のときですが、催眠系や痴女系、そして凌辱系と幅広いジャンルの作品をこなしていきました。2008年の引退の際には、結婚・出産も経験していたとされますが、その後もプロポーションを維持し、若妻・人妻役の作品への出演を重ねてきました。
ちなみに、管理人が最もお気に入りの玲さんの作品は、ドグマの「エンドレス ファッカー 2005 青木玲」です。ガチでイラマや拘束連続アクメなどに挑むプレイの内容もさることながら、作品の冒頭、プレイ途中、ラストでTOHJIRO監督からのインタビューに応え、玲さんが素の自分をさらけ出していたのが印象に残っています。
青木玲さんは、シネマジックなどの緊縛SM作品にも何本か出演してきましたが、苦痛系のプレイは苦手のようで、いわゆるソフトSMの作品が中心です。今回取り上げる龍縛作品も、ソフトなプレイが中心で、ハードな責めを期待して視聴すると期待外れに終わってしまいます。
本記事の冒頭でも述べたとおり、青木玲さん主演の「龍縛愛玩調教31」は、第1期龍縛レーベルの最終ラスト作品ですが、「龍縛愛玩調教」のほかの作品と異なり、本作品は「紅い花」が主タイトルであり、「龍縛愛玩調教31」はサブタイトルになっています。
昭和レトロな雰囲気を醸し出すため、古民家で撮影され、屋内の家具等も古めかしいセットが用いられています。また、編集段階での赤みのかかったカラーグレーティング補正が凝っており、映像全体がレトロな色調に仕上げられています。
青木玲さんはもともと美貌の持ち主ですが、本作品のレトロな映像の中で、ひときわ映えています。とりわけ、後半のロウソク責めシーンにおいて、赤いロウが次々と乳房めがけ滴り落ちていく際の玲さんの苦悶の表情は芸術的な美しさです。本作品は、耽美系SM作品としては秀作です。
さて、本作品における乳房責めシーンとしては、両手首を頭の上で縛られ天井から吊された状態で鞭打ちが行われ、皮膚が紅潮していきますが、乳房にも散発的に計10発ほど鞭が浴びせられます。ただし残念なことに、この鞭打ちシーンは、素人が撮影したかのような不安定なカメラ使いで、画角の設定も劣悪で、最悪のカメラワークでした。
また、鞭責めシーンにおいては、鞭を浴びる前から、腹部がやや不自然に発赤しています。麻縄による圧迫により広範に血管拡張し発赤した可能性もありますが、尺のはじまる前の段階で、すでに多量の鞭打ちを喰らっていたのか、それとも、カメラ映えするように、意図的な着色(メイクアップ)を施されているのではないかと勘ぐりたくなってしまいます。
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