【作品名】電脳調教
【出演女優】佐藤るり、三上翔子
【監督】栗原良
【脚本】六会研
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】龍縛
【販売年月】2006年1月
今回取り上げるのは、管理人が第2期龍縛レーベルと呼ぶところの時期にリリースされた、「電脳調教」シリーズの第1作です。本作品の主演は前回の記事で紹介した佐藤るり嬢で、三上翔子さんが助演のポジションで共演しています。どのような内容の作品なのか、メーカーの作品紹介を引用して紹介しましょう。
女子大生・松下留美(佐藤るり)は、畑中教授から手紙をもらい、助手の相田かおる(三上翔子)と共に教授の研究の手伝いをすることになった。その研究がM奴隷女の開発とは知らずに…。実験の被験者となった留美は、教授が開発する『エムフォーブ』と呼ばれる装置を装着させられ、淫らな夢を見せ続けられる。脳をコントロールされた留美は、次第に夢と現実の境目がわからぬまま調教されていくのだった…。
そもそも『エムフォーブ』って何なのか意味不明ですが、緊縛調教師の速水健二氏が演ずるマッド・サイエンティスト畑中教授が開発した、女性の頭部に装着してマゾ女に洗脳する装置のことのようです。女子大生の佐藤るり嬢が被験者となって『エムフォーブ』を装着したところ、変態M女に仕上がるというファンタスティックな作品です。ちなみに、フォーブとは「野獣」を意味するフランス語ですが、20世紀初頭の芸術運動である「フォービズム」は「野獣の檻の中にいるような強烈な色彩の絵画」に由来します。
管理人は本作品のようなストーリーにはさほど興味がありませんが、本作品のプレイ内容としては、速水健二氏による佐藤るり嬢の調教シーンと、三上翔子さんが責め役として佐藤るり嬢とレズ・プレイを興ずるシーンが二大注目ポイントです。なお、本作品での緊縛には通常の麻縄は使用されておらず、黒色のレザー・ストラップやレザー・ボンデージ・コスチュームを身にまとったり、また、乳房などの緊縛には黒色のゴムチューブが用いられています。
本作品での乳房責めとしては、まずは、ゴムチューブで縛られた佐藤るり嬢の乳房に対し、速水健二氏が背面から両手でパチンパチンと20発ほど平手打ちを食らわせます。ただし手加減されているので、痛みはさほど強くはないでしょう。
引き続いてのロウソク責めでは、ゴムチューブで縛られた佐藤るり嬢の乳房などに赤色ロウが垂らされ、その後の鞭責めでは、乳房に対しても十数発の鞭が打ち付けられました。
管理人はさほど関心はないですが、レズもの好きの人たちの間では、佐藤るり嬢と三上翔子さんがディープキスをしたり、ペニスバンドを装着した三上さんがるり嬢にインサートするシーンなども好評のようです。
ちなみに「電脳調教」シリーズは、監督が栗原良氏で脚本が六会研氏というのも興味深い点です。栗原良氏は、白髪まじりの渋いAV男優ですが、本シリーズではメガホンに徹しており画面には登場しません。また、AV作品では通常、脚本者の名前がパッケージや作品紹介で登場することはほとんどありませんが、エンドクレジットで六会研氏の名前を時々見かけることがあります。本人のツイートでは、次のように自己紹介されているので備忘録的に記しておきます。「脚本家 (AV)・文筆業 その他 / 普段は温厚なオジサンです / エグいドラマを書きますが安全なオジサンです / 論理性・合理性を重視します / 自分にも他人にも甘いタイプです / 趣味:マラソン (3時間40分)」
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