【作品名】巨乳隷嬢Ⅸ
【出演女優】高嶋陽子
【監督】川村慎一
【メーカー】シネマジック
【レーベル】collect
【販売年月】2001年10月
高嶋陽子さんと速水健二氏による不倫緊縛物語
高嶋陽子さんは、公称 T 165 B 98 ( I ) W 55 H 83のAV女優です。本作品は、妻帯のエリート社員（速水健二氏）と会社秘書たる愛人・陽子さんと不倫緊縛物語で、9分頃から乳首つねりなど乳房いじめのシーンが始まり、14分頃から約２分間、陽子さんは計180発ほどの連続乳房ビンタをくらいます。細い体つきでありながら豊満なおっぱいが、ビンタを食らうたびに激しく揺さぶられます。
あるAV女優紹介サイトでは、高嶋陽子さんは1980年生まれとされています。だとすると、この作品販売時点では21歳ということになりますが、髪型のせいでしょうか、映像を見る限りではもう少し年上のお姉さんのような印象を受けます。乳房責めシーンの表情は、管理人好みではありませんが、その後のバック位での絡みのシーンはいい表情です。
ちなみに「巨乳隷嬢」シリーズは、巨乳好きのSMマニアには好評で、計16作品がリリースされています。「隷嬢」は「令嬢」の掛詞的ネーミングですが、出演者は全般的に令嬢という言葉からイメージする年齢よりはシニアなお姉さんたちです。
このシリーズが販売されていた時期はVHSからDVDへの移行期で、レンタルビデオ店ではDVDよりもVHSがメインで陳列されていたものです。
高嶋陽子さん出演の緊縛系AVとしては、今回紹介した「巨乳隷嬢Ⅸ」のほか、同じくシネマジックから「奴隷女教師 巨乳の陰影」がリリースされています。こちらの作品も、乳房いじめのシーンのある良作で、後日紹介します。
シネマジの乳房平手打ち４作品の小括
今回まで4回にわたって、シネマジック（シネマジ）の乳房平手打ち責めの秀逸4作品を紹介してきました。この4作品に共通するのは、いずれも乳房責めのシーンでは、女優にボールギャグを噛ましていることです。シネマジの作品といえば、ボールギャグや口枷、それに鼻フック責めが定番で、おそらくシネマジのコアなファンにはこれらのフェチが多いのでしょう。
しかし、管理人自身は、ボールギャグや口枷などで顔の表情を人為的に歪めるよりも、これらの小道具なしでプレイ中の女優の素の表情を見たいと思っています。その意味では、シネマジの4作品よりも、以前紹介した溜池ゴローの「麗しのペット」シリーズのほうが好感が持てます。こちらの作品では、乳房平手打ちの際に、ボールギャグなどを噛またりしていません。
と否定的なことを書きながらも、さすがシネマジ作品、ビジュアル面で細部に配慮が行き届いていると感心します。乳房責めのシーンの際の、ボールギャグのボールの色と女優のパンティの色のコーデジネートについて言及しておきましょう。朝丘まりん嬢の作品では青色のボールに黒パンティ、真鍋あや嬢の作品では白色のボールに純白パンツ、山咲萌さんの作品では赤色のボールに黒パンティ、高嶋陽子さんの作品では青色のボールに青パンティのコンビネーションです。作品によって監督や出演男優は異なるものの、見事なカラーコーディネートです。
その上で、読者の期待を裏切るかも知れないことを最後に付記します。期待を裏切られたくない方は、この先は読まないでください。ずっと疑問に感じていますが、平手打ちの際にピシャリと手が乳房に当たるときの音は、自然音ではなく、人為的に効果音をかぶせたものではないかと疑っています。まりん嬢とあや嬢の作品では、アザができる強烈なガチ叩きでしたが、山咲さんと高嶋さんの作品は、叩く音は強いものの手抜きというかソフトな平手打ちでした。
もっとも、一般映画やドラマにおいて演出の一環として効果音を駆使するのはごく当たり前のことであり、アダルト・ビデオに効果音を用いることを否定的に考えるべきではないかも知れません。視聴者の妄想をかき立てる上で、効果音の活用は効果的です。しかし、効果音の挿入が稚拙であれば、効果音の活用がバレバレで、かえって視聴者を興ざめさせてしまうので、メーカー関係者には慎重に扱ってもらいたいものです。
【本作品の購入・視聴方法】
本作品は、現在ではDVDは廃盤となっています。中古DVDを探すか、FANZAやソクミルで動画を購入できます。また、FANZA（見放題chデラックス及びAVステーション）やソクミルで月額動画配信されているので、月額会員になると視聴可能です。（下の画像は、FANZAの動画を画面コピーしたものです）
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