【作品名】電脳調教Ⅲ
【出演女優】松野ゆい、佐藤るり
【監督】栗原良
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】龍縛
【販売年月】2006年11月
今回取り上げるのは、「電脳調教」シリーズの3作目の作品です。このシリーズは、緊縛調教師の速水健二氏が扮するマッド・サイエンティスト畑中教授が開発した『エムフォーブ』というマインドコントロール器具を女性の頭部に装着させると、淫乱変態M女になってしまう、というのが作品の基本モチーフです。そして、作品の後半では、エムフォーブにより淫乱変態M女になってしまった主演女優と、共演のもう一人の女優がタチ役となってネチっこいレズプレイを宴するのも、このシリーズの特徴です。
前々回紹介した第1作では、女子大生役の佐藤るり嬢がエムフォーブの被験者となってM開発調教され、タチ役の三上翔子さんとの間でレズプレイが行われました。第1作の続編的な位置づけである、今回紹介する第3作では、松野ゆい嬢がエムフォーブを装着されM女に生まれ変わり、第1作でエムフォーブ調教された佐藤るり嬢がタチ役となってレズプレイに興じます。
松野ゆい嬢は1985年生まれで、2005年から2009年にかけて美形AV女優として活躍しました。身長は165㎝ですが、157㎝の佐藤るり嬢と並ぶと結構高身長に感じられます。アクメ、イカせ地獄、イラマ系の作品にも数多く出演していますが、苦痛系や緊縛はNGだったのか、本格的な緊縛SMには出演していなかったようです。
本作品では、佐藤るり嬢は共演・脇役ですが、冒頭部分でサービス特典映像的に、黒い皮革のボンデージ・ベルトを胸部と腰にまとった佐藤るり嬢に対する蝋燭垂らしと鞭打ち責めシーンが納められています。乳房にも鞭が45発ほど打ち付けられ、赤いロウ片が剥がされていきました。
作品の後半では、主演の松野ゆい嬢に対する乳房責めが見られます。仰向け姿勢で乳房への蝋燭垂らし責めが行われた後、両手首を縛って天井から吊され立ち姿での鞭打ち責めが長時間持続します。尻や背中への鞭打ちが中心ですが、乳房にも40発ほどのバラ鞭が浴びせられ、ロウ片が吹き飛んでいくとともに、毛細血管拡張により白い乳房がピンクに色づいていきました。
鞭打ちは速水健二氏が担っており、松野ゆい嬢は涙を浮かべながら「お願い、止めてください」と許しを請いますが、責めは続きます。苦痛系SM作品への出演を重ねるドM女優に対する責めよりも、松野さんのように苦痛を伴うプレイが苦手でSM作品への出演の少ない女優さんへの責めのシーンのほうがそそられます。もとより松野さんは美顔ですが、鞭責めを受ける際の涙顔は、ひときわ美しいです。
本作品の終盤では、本シリーズ恒例のレズシーンがあります。人それぞれ性癖・嗜癖は異なると思いますが、管理人は、ペニバン(ペニスバンド)なるものが大嫌いで、タチ役女性がペニバンを装着してウケ役女優に挿入するシーンには全く興味無くかえって不快感を覚えますが、他方で、双頭バイブ(ディルド)をタチ役・ウケ役双方の女性の膣に挿入してのレズプレイにはそそられます。
電脳調教シリーズの第1作と第2作では、タチ役女性はペニバンを用いてレズプレイが行われていましたが、今回紹介している第3作目では、松野ゆい嬢と佐藤るり嬢の二人が双頭電動バイブを互いに挿入し、よがり合うナイスなシーンがあります。
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