【作品名】凱旋帰国M女 VS 7人の責め師 蛇鬼 まりか
【出演女優】まりか
【監督】TAIZO
【監修】三代目葵マリー
【メーカー】アタッカーズ
【レーベル】蛇鬼
【販売年月】2014年3月
前回まで4回にわたって、アタッカーズの蛇鬼レーベルの作品を紹介してきましたが、今回は、蛇鬼レーベルの最終作品、まりか嬢の出演作品を取り上げます。
まりか嬢は1981年生まれで、2007年に「長谷真理香」名義でイメージビデオ・デビューしました。2009年7月のインタビュー記事「“ぶっちぎりの清純派アイドル”を主張するまりかに直撃! 清純派って何!?」が、今なおメンズサイゾーのホームページに掲載されていますが、当初、純情派アイドルとして売り出されたまりか嬢は、AVメーカー・マキシングのアイドル広報も務めていたようです。
デビュー当初は、本格AVへの出演を拒ばんでいたようですが、2009年にSODクリエイトからAVデビューしました。デビュー作の作品名は、「第1回 シンデレラオーディション てぃんくる賞 現役グラビアアイドル まりか×AV Debut」ですが、2本目の作品名は「現役グラビアアイドルまりかに激しいのを教えて…」、3本目は「まりかをあなたの自宅にお届けします。失禁&中出しSP、4本目は「号泣激痴漢地獄〜非道〜 まりか 人としての生き方やあり方に外れている事」であり、出演を重ねるごとに、過激で凌辱的な作品への出演が目立つようになっていったことが作品タイトルからも認識できます。
ちなみに、管理人が初めて見たまりか嬢の作品は、NONというメーカーの「イキ地獄 まりか」です。ネバネバの山芋の棒を自ら挿入してのオナニーや、カラジ,わさび,タバスコを次々突っ込まれ取り乱したり、意識朦朧状態の中で延々とファックされ続けるという、人権派が見ると卒倒しそうなエキセントリックな作品でした。作品中のまりか嬢の言動に投げやりなところがあり、もしかして、出演強要された問題作なのではないか、と管理人も一時期疑っていましたが、おそらく作品内容に同意した上での熱演だったのでしょう。
ともあれ、ありとあらゆる変態プレイをこなしてきたまりか嬢ですが、2012年に渡米し、活躍の場を海外にも広げました。米国のポルノ業界でも高く評価されてきたようですが、日本のAVシーンで数々の鬼畜凌辱作品に挑みソツなくこなしてきたまりか嬢にとって、米国のポルノ業界のほうが生ぬるいと感じていることでしょう。
ところでまりか嬢は、2019年には乳がんを発症し、両乳房の全摘手術を受けました。手術後も、バリバリと活躍されていることは、本人のブログ「まりかのぶっちぎり純情派」やツイッター「Maeica Hase xxx まりか」でうかがい知ることができます。
前置きが随分と長くなりましたが、蛇鬼の作品紹介に移りましょう。まりか嬢主演の蛇縛作品の正式名称は、「凱旋帰国M女 VS 7人の責め師 蛇鬼 まりか」です。上述のとおり、まりか嬢は2012年に一度渡米しましたが、帰国時に撮影されたのが蛇鬼のこの作品です。
まりか嬢は、神凪、千葉曳三、飛来イブ、風見蘭喜、加藤鷹、佐川銀次、奈加あきらの各責め師からノンストップで6時間、ドM根性全開で、数々のハードな調教を受け続けました。ちなみに、他の蛇鬼作品と同様、3代目葵マリー氏が監修しており、監督はTAIZO氏が務めています。
本作品の撮影の模様などについては、まりか嬢本人が、上述のブログ「まりかのぶっちぎり純情派」の2013年9月6日の記事で取り上げているので、紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/cinderella_02/archives/4530457.html
さて、本作品において、管理人が注目する乳房責めシーンは3カ所あります。
一つ目は、トップバターの緊縛調教師・神凪氏による責めです。序盤で、白い衣装の上から、神凪氏がまりか嬢を縛りあげ、胸をはだけさせて乳首を優しく刺激します。その後、開脚横吊り姿勢で、両乳首に木製洗濯バサミが取り付けられ、鞭打ちが始まります。陰部を10発ほど叩きつけた後、乳房にも4発ほど鞭が振り落とされ、洗濯バサミが飛び散ります。その後は、赤ロウソク責めなどが続きます。
二つ目は、緊縛調教師・千葉曳三氏による乳房責めです。金属製クリップでまりか嬢の両乳首を挟み付け、クリップに紐を通し通し、その紐をまりか嬢本人に口にくわえさせて、自分で乳首を引っ張らせます。乳首の伸び具合から、口で引っ張った外力は結構強かったものと思われます。乳首をクリップした状態は20分弱持続し、一旦クリップを外され小休止のあと、再び乳首をクリップされた状態で30分以上、様々な調教を受けます。例えば、千葉氏が、乳房めがけて鞭代わりに革製ベルトを打ち付けます。かなりの激痛だったはずです。
ちなみに、千葉氏による乳房責めのシーンは、管理人にとっては残念だったのは、舌を器具で挟んだり、鼻フックが付けられていたことです。鼻フックなどによる顔面羞恥責めを好むマニアの方は少なからずいるようですが、管理人は鼻フックなどによるわざとらしい変顔には全く興味なく、むしろ不快感を感じるので、やめてほしいです。
三つ目の乳房責めは、奈加あきら氏によるものです。角材を組み立てて製作した簡易式三角木馬の上に、まりか嬢を座らせ、乳房や腹部に多数の洗濯バサミが取り付けられていきます。また、両乳首には、紐付きの洗濯バサミを取り付け、奈加氏が紐を強く引っ張って、両乳首の洗濯バサミを引き剥がしました。次いで、乳房に15発ほど連続してバラ鞭を浴びせて、乳首以外に取り付けられている洗濯バサミを叩き落としていきました。
角材で組み立てた木馬には、陰部に当たる部分には電マが装着されており、洗濯バサミによる乳房責めプレイが始まる前にスイッチオンされ、プレイ中は10分以上電マ刺激も続けられていた点は、ナイスなダブル・プレイです。ただし、当該シーンでは、竹の口枷をはめられていた点は、管理人にとっては大きなマイナスポイントです。口枷なんぞで装飾せず、まりか嬢の素の表情を拝めたら最高だったのに、残念です。
アタッカーズ「蛇鬼」レーベルの解説はこちら
第1期蛇縛レーベルの解説はこちら
第2期蛇縛レーベルの解説はこちら
第3期蛇縛レーベルの解説はこちら
アタッカーズのお勧め作品
コメント